褐色脂肪細胞を増やして基礎代謝を上げる方法

褐色脂肪細胞とは熱を発生させて自らエネルギー消費するダイエットに有利な脂肪細胞のことで、褐色脂肪細胞が増えると基礎代謝が上がります。

だから、一般的な体脂肪のイメージである(脂肪を蓄積する役割を持つ)白色脂肪細胞とは逆の働き(褐色=エネルギー消費、白色=エネルギー蓄積)をする脂肪細胞です。

白色脂肪組織(白色脂肪細胞)は体脂肪のイメージそのまま、全身の皮下脂肪と内臓脂肪のことを言います。

褐色脂肪組織(褐色脂肪細胞)は首と肩甲骨の周辺、わきの下、腎臓の周辺に集まっています。

褐色脂肪細胞を増やすダイエット方法としては、肩甲骨ダイエットが有名です。

肩甲骨ダイエットとは、肩甲骨周辺の筋肉のストレッチを行うことにより、肩甲骨周辺の褐色脂肪細胞を増やして痩せやすい体を作る(基礎代謝を上げる)ダイエット方法です。

肩甲骨ダイエットを目的としたストレッチは、「肩甲骨はがし」「肩甲骨シェイプアップ」などとも呼ばれています。

肩甲骨ダイエットでなぜ肩甲骨周辺の褐色脂肪細胞が増えるのかと言うと、骨盤ダイエットと同じしくみで、肩甲骨の歪みが矯正されるから基礎代謝が上がるのだそうです。

しかし骨盤ダイエットの効果は、医学博士である高須クリニック院長も否定していますね。

(骨盤は動かない組織であるが)仮に骨盤の位置が動いたとしても、それが痩せやすさやダイエットに関係することはない、ということです。

肩甲骨に関しても同じことが言え、肩甲骨ダイエットで痩せやすい体になる(基礎代謝が上がる)というのも嘘です。

では、褐色脂肪細胞を増やして消費カロリーが多い痩せやすい体を作るには、どうすればよいのでしょうか?

褐色脂肪細胞が何のために存在するのかを考えれば、褐色脂肪細胞を増やす方法も自然とわかります。

褐色脂肪細胞は熱エネルギーを発して体温を上げるために存在しています。そして、寒い地域に住む人ほど褐色脂肪細胞が多いです。

沖縄に住む人より、ロシアに住む人の方が褐色脂肪細胞が多いわけですね。(ロシアの人は体を温めるためにウォッカを飲むので太っている人が多いですが…。)

ということは、体を冷やして体温を上げなければならない状況にすれば、褐色脂肪細胞が発達するわけです。実際、体のしくみはそうなっています。

だから、褐色脂肪細胞を増やして基礎代謝(消費カロリー)を増やしたければ、秋や冬など寒い季節にできるだけ薄着をすればよいわけです。

薄着すぎると風邪をひくので、ちょうど良い感じに調整してください。

褐色脂肪細胞の増やし方はこれ以外にはありません。

肩甲骨ダイエット(または骨盤ダイエット)などは、体のしくみを無視した作り話なので信じないようにしましょう。