脂肪を減らす効率的な運動や食事のダイエット方法

脂肪を減らすには運動をするべきなのか、それとも食事制限の方が脂肪が減りやすいのか。また、内臓脂肪を減らすには運動をするべきか、食事制限をするべきか?

下半身の皮下脂肪を減らす場合なら、運動と食事制限のどっちが効率がよい?

まず、短期間で体脂肪を減らすには運動よりも食事制限を行うべきです。もっと言えば、ダイエットの基本は食事制限であって、運動は補助的に行うのが正しいです。

なぜなら、運動よりも食事制限の方がカロリー制限できる数値が大きく、キロ単位で体重を落としていきたいなら食事制限は絶対に欠かせません。

運動は消費カロリーが少ないのが欠点です。

例えば、体重60キロの人がジョギングを1時間やっても、消費カロリーは378kcalです。15分しかできないなら94.5kcalしか消費できません。

1キロの体脂肪を減らすには7200kcal消費する必要があります。ジョギングを15分やって94.5kcal消費しても、体脂肪を1キロ減らすまでに76日もかかります。

しかし、1日1食(600kcal)を抜く食事制限を行えば、12日で1キロの体脂肪を減らすことができます。

毎日ご飯を1膳分(235kcal)減らすだけでも、31日で体脂肪が1キロ減ります。

だから、さくっと体脂肪を減らしたいなら、ダイエットは食事制限をするべきなのです。というより、運動だけで体脂肪を減らすのはかなり難しいでしょう。

しかし、内臓脂肪を減らす場合は運動も併用した方がよい場合もあります。

食事制限で脂肪を減らす場合は皮下脂肪が多く減りますが、運動で脂肪を減らす場合は皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も減りやすいです。

なぜなら、運動で使うエネルギーは内臓脂肪が使われやすいからです。

女性に多い悩みである下半身太りに関して、下半身太りの原因は皮下脂肪が下半身に付くことです。

だから、下半身太りを解消したければ皮下脂肪を減らすダイエットが有効です。

皮下脂肪を減らすには食事制限でも運動でもどちらでもよいので、体脂肪を大幅に減らしやすい食事制限でダイエットをする方が下半身太りの解消には効果的です。

ところで、体脂肪率を減らすには筋トレで筋肉を増やして基礎代謝を上げればよい、という考え方もあります。

筋トレは無酸素運動(糖質=グリコーゲンを主に使う運動)であり、ジョギングなどの有酸素運動(酸素+体脂肪を主に使う運動)とは異なる種類の運動です。

筋トレは筋肉を増やす場合に効果的な運動ではありますが、ボディービルダーがやる程度のハードな筋トレでもない限り、筋肉はほとんど増えません。

例えば、女性がダンベルダイエットで二の腕の筋トレをしても筋肉は全く増えない、といっても過言ではないでしょう。

筋肉が増えなければ基礎代謝が上がらないのは言うまでもありませんが、筋肉を1キロ増やせても基礎代謝は13kcalしか増えません。

よって、筋トレでダイエットに役立つほど基礎代謝を上げることは不可能に近く、筋トレで基礎代謝を上げて体脂肪率を下げるのはほぼ無理です。

だから、ダイエットで運動を行うなら有酸素運動を行うべきです。有酸素運動は消費カロリーが多いので、効率的に体脂肪を減らせる運動と言えるのです。

有酸素運動としてはウォーキングやジョギング、水泳などが挙げられます。

また、有酸素運動を行う際には、運動強度(運動を行う時の心拍数)が脂肪を減らす効率に関係すると言われていますが、運動時の心拍数は無視してよい要素です。

なぜなら、心拍数と脂肪燃焼効率の関係は一切なく、関係があるのは運動時の消費カロリーと体脂肪が減る量だけだからです。

要は、運動時の心拍数が80であっても110であっても、どちらも消費カロリーが7.2kcalならどちらも体脂肪が減るのは1g(同じ量)です。

運動時の心拍数の違いにダイエット効果の優劣はないのです。

まとめとしては、最も効率的に脂肪を減らすダイエット方法は食事制限であり、内臓脂肪を減らしたければ有酸素運動も併用すればよい、ということです。